AzPainter使い倒し HOME画像作成

サンプル画像

肌の引っかき傷から血がにじんだ、痛そうな文字です。 手書き文字でもフォントでも、あるいは線画からでも、意外と簡単に作れます。


適当な大きさで「新規作成」して、全体を肌色で塗りつぶします。

描画色を、RGBカラーで(220、0、0)くらいの赤にして、テキストツールや自由線の鉛筆ツールで文字を描画します。
フォントは、細目で手書き風のものが適しています。

引っかき傷のような線を描いても面白いでしょう。



ではこれから、傷っぽくしていきましょう。(笑)

「フィルタ」⇒「エンボス」を、「反転」にチェックを入れて、強さで実行します。



この傷レイヤを複製します。

この先の作業結果を分かりやすくするために、下の傷レイヤは非表示にしておきます。



上の傷複製レイヤで、肌色の部分を右クリックのスポイト等で描画色にします。

続いて「フィルタ」⇒「アルファ操作」⇒「描画色を透明に」を実行すると、左図のように赤い文字と白い縁だけが残ります。



「フィルタ」⇒「拡散」を、範囲で実行します。



さらに「フィルタ」⇒「ぼかし」⇒「ガウスぼかし」を、強さで実行します。



非表示になっていた下の傷レイヤを表示させ、上の傷複製レイヤの合成モードを「乗算」にします。
ひっかき傷の周りが、血でにじんだようになりましたね。
必要ならレイヤの不透明度を調整してもいいでしょう。

レイヤを結合します。


上に新規レイヤ「雲模様」を作り、先にレイヤの合成モードを「焼き込み」、不透明度を50%くらいにしておきます。

描画色と背景色を白&黒にして、「フィルタ」⇒「イメージ生成」⇒「雲模様(全体)」を実行します。
画像のムラやにじみが丁度いい感じになるまで、何回か「雲模様(全体)」を繰り返してみましょう。

レイヤの不透明度を再度調整して、下のレイヤと結合し保存します。

使いどころが難しいロゴですが(笑)、面白いので掲載しました。 線画をこの方法で加工すると、個性的なイラストになる・・・かもしれません。