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サンプル画像

網目が綺麗なマスクメロンの皮です。 「雲模様」と「水晶」が模様作成のカギでしょうか。 残念ながらシームレスにはなりませんが・・・。


適当な大きさで「新規作成」し、レイヤ名を「皮」とします。

描画色と背景色を、メロンの皮のような鈍い薄緑色の濃淡にします。
作例ではRGBカラーで(180、210、160)と(200、230、190)を使っています。
「フィルタ」⇒「イメージ生成」⇒「雲模様(シームレス)」を、この2色で描画します。

この皮レイヤの上に、新規レイヤ「網」を作ります。



網レイヤに、「フィルタ」⇒「イメージ生成」⇒「雲模様(シームレス)」を「黒/白」で描画します。

続いて「フィルタ」⇒「ピクセレート」⇒「水晶」を、大きさ25くらいで実行します。
値は、作りたい網目の大きさによって、加減してください。



網レイヤに、「フィルタ」⇒「輪郭抽出」⇒「輪郭抽出」を実行すると、網目のような細い線になります。

この線を、もう少し太くしましょう。
「フィルタ」⇒「メディアン」を、最小値5×5で実行します。
(もし「水晶」を小さな大きさで実行した場合は、最小値3×3でもいいでしょう)



網レイヤに対し、「フィルタ」⇒「カラー」⇒「ネガポジ反転」を実行します。

続いてこの網レイヤの合成モードを「スクリーン」にします。

皮レイヤの上に、網レイヤの明るい部分が反映されました。
まだレイヤは結合しないでください。



網模様を、もう少し明るくします。

網レイヤに対し、「フィルタ」⇒「カラー」⇒「ガンマ補正」を、ガンマ値350以上にしてOKします。
左図のように、網目がはっきりしました。

ここで網レイヤを、下の皮レイヤと結合します。



皮レイヤに、「フィルタ」⇒「ぼかし」⇒「ガウスぼかし」を、強さ1(初期設定のまま)で実行します。

続いて「フィルタ」⇒「エンボス」を、強さ6くらい、「反転」にチェックを入れて実行します。
これで網目模様が立体的になりましたね。



これで完成にしてもいいのですが、やや網目部分が白すぎるので、もう一手間かけます。

皮レイヤの上に、新規レイヤ「色」を作り、黄味がかったグレーで塗りつぶします。
作例ではRGBカラーで(240、240、210)の色を使っています。


色レイヤの合成モードを「乗算」にすると、下の皮レイヤにうっすらと色が付きます。
必要ならレイヤの不透明度を調節してください。

レイヤを結合した後、好みで「フィルタ」⇒「シャープ」を強めにかけると、画像がピリッとします。

保存して完成です。

水晶フィルタはその性質上、画像の端部分がやや大雑把な分割になります。 少し大き目に新規作成し、最後に必要部分を範囲選択してトリミングするといいでしょう。
なおメロンの皮部分の色は、実際よりも明るい黄緑色にした方が、メロンぽく見えます。