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サンプル画像

スイカの皮の画像です。 「ライン」で作った不均等な縞を、「水晶」でランダムに崩しています。 ところどころ斜めに入っている、細い筋の作り方が隠れたポイントでしょうか。

適当な大きさで「新規作成」します。
全体を白で塗りつぶしてから、「フィルタ」⇒「イメージ生成」⇒「ライン」をクリックします。

太さや間隔は、大体左図のような設定にします。
(好みや画像の大きさにより加減してください)

「横線」のチェックをはずし、「縦線」にチェックします。
色は黒にしてOKします。



このレイヤ「縞」に、「フィルタ」⇒「ピクセレート」⇒「水晶」を、大きさ10くらいで実行します。

続いて「フィルタ」⇒「ぼかし」⇒「ガウスぼかし」を、強さで実行します。

これがスイカの太い縞の素になります。



今度は細い筋の素を作りましょう。

新規レイヤ「筋」を作ります。

「フィルタ」⇒「イメージ生成」⇒「雲模様(シームレス)」を、「黒/白」で実行します。



「筋」レイヤに、「フィルタ」⇒「ピクセレート」⇒「水晶」を、大きさ40くらいで実行します。

続いて「フィルタ」⇒「輪郭抽出」⇒「輪郭抽出」を実行します。
すると左図のような、多角形の輪郭線だけになります。



「筋」レイヤに「フィルタ」⇒「メディアン」を最小値3×3で実行します。

線が太くなります。


この「筋」レイヤに、「フィルタ」⇒「カラー」⇒「2値化」を、しきい値200くらいで実行します。

続いて「フィルタ」⇒「ぼかし」⇒「ガウスぼかし」を、強さで実行します。

この段階で、左図のように多角形の辺が、ところどころ残っていればOKです。



この「筋」レイヤの合成モードを「乗算」にすると、下の「縞」レイヤのイメージが反映されます。

「筋」レイヤを、下のレイヤと結合します。



結合して1枚になったレイヤに対して、「フィルタ」⇒「カラー」⇒「2値化」を、初期設定のままのしきい値で実行します。

すると左図のように、太い縞の間にところどころ細い筋が入った画像になります。



さらに「フィルタ」⇒「ひっかき」を、長さ10〜15、角度-90(垂直)で実行します。

これで白と黒の、スイカの縞模様ができました。


後は皮に色をつけます。

新規レイヤ「皮」を作り、暗い緑色2色を描画色と背景色にセットして、「フィルタ」⇒「イメージ生成」⇒「雲模様(シームレス)」を実行します。

この「皮」レイヤの合成モードを「乗算」にすると、スイカの皮に色がつきます。
レイヤを結合して完成です。

大きなスイカ模様を作るために、最初の「ライン」で太さや間隔を大きくしたら、その後のフィルタも、設定値をやや大き目にしてください。 ロゴに利用すると、スイカ文字ができそうですね。