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元画像と加工後

テクスチャで描いた縦のラインを「極座標」で集中線に変換したものです。 中心部分を透明にするために、アルファ操作を使っています。

新規レイヤにグラデーション

まず、下準備をします。

元画像の上に新規レイヤ(グラデーション)を作り、上から下に白⇒黒の線形グラデーションを描画します。
CTRLキーを押しながら描くと、正確に水平のグラデーションになります。

この時、黒い部分が多いほど、出来上がりの集中線が長くなるので、そのつもりで描いてください。

明るい色ほど透明に

グラデーションレイヤに対し、「フィルタ」⇒「アルファ操作」⇒「明るい色ほど透明に」を実行します。

上の方が透明になって、下の元画像が透けて見えています。

ラインテクスチャと色を設定

コントロールウィンドウで、テクスチャをONにし、テクスチャウィンドウで、縦のラインを選びます。
太いラインを選べば、集中線も太くなります。

ラインの色も設定します。

新規レイヤに、ラインテクスチャで塗りつぶし

グラデーションレイヤの上に新規レイヤ(ライン)を作成します。

塗りつぶしツールにして、画像上をクリックします。
ラインが描画されました。

下のレイヤの値を乗算

ラインレイヤに対して、「フィルタ」⇒「アルファ操作」⇒「下のレイヤの値を乗算」を実行します。

ラインの上の方が、下のレイヤと同様、透明になりましたね。

グラデーションレイヤは、もう必要ないので削除します。

極座標

ラインレイヤに対し、「フィルタ」⇒「変形」⇒「極座標」を、背景を「端の色」にして実行します。

完成

縦のラインが集中線に変身しました!

レイヤを結合して完成です。

なお、JPEGで保存すると線が汚くなる場合は、他の形式で保存しましょう。

縦ラインの太さや密度によって、出来上がりの集中線が違います。 この例ではテクスチャを利用しましたが、「フィルタ」⇒「イメージ生成」⇒「ライン」や、直線ツールを使って自分で描いてもOKです。 色々実験してみてください。