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元画像と加工後

背景と被写体の色が似ている時に、背景だけ着色して被写体を目立たせる方法です。 細かな範囲選択をしなくても、簡単にできます。



元画像の上に、新規レイヤ「色」を作ります。



着色したい色調の、やや暗目〜濃い目の色を描画色にします。
鉛筆ツールをサイズ2〜3、連続直線にします。

左図のように、被写体の周りをクリックしながら線で囲んでください。
後でぼかすので、そんなに正確でなくても構いません。



被写体を囲んだら、周りを同じ色で塗りつぶします。

(連続直線ツールのままでも、Shiftキーを押しながらクリックすると、塗りつぶせます)



「フィルタ」⇒「ぼかし」⇒「ガウスぼかし」を、強さくらいで実行します。



色レイヤの合成モードを「オーバーレイ」や「ソフトライト」にして、必要ならレイヤの不透明度も調整します。

場合によっては他の合成モードも使えるので、色々試すのもいいですね。

上手く調整できたら、レイヤを結合して保存します。

このような加工では、AzPainterの連続直線ツールが大変便利に使えます。 作例では濃い目に着色しましたが、もっと控え目でも被写体を強調する効果は十分あるでしょう。