AzPainter使い倒し HOME写真レタッチ

元写真加工後

AzPainterのバージョン1.35から実装された「ハーフトーン」を使って、写真からマンガや劇画の背景のような、モノクロのトーンとベタの画像に加工する方法です。



まず元画像レイヤを複製します。

複製したレイヤを非表示にしておきます。


一番下の元画像レイヤを選択します。

「フィルタ」⇒「ピクセレート」⇒「ハーフトーン」をクリックします。
グレイスケールにチェックを入れてから、「大きさ」「滑らかさ」を、プレビューを見ながら調整します。

モアレが出たり、斜めに線が走ったりしないように、上手く調整してOKしてください。



今度は上の複製レイヤを選択して、表示させます。

さらに、レイヤの合成モードを「乗算」にします。


「フィルタ」⇒「カラー」⇒「2値化」をクリックします。

画像を見ながら、上手くしきい値を調整して、適度な黒ベタの量にします。
(スライダーを右に動かすほど、黒い部分が多くなります)
OKします。



複製レイヤを、下のレイヤと結合して保存します。

なおJPEGでは汚れた感じになる時は、他の形式での保存をお勧めします。

「ハーフトーン」だけで処理するよりも、黒ベタを入れた方が画像が締まります。 イラストの背景などにどうぞ。