透明レイヤに描画や文字入れをした後、その部分だけに影をつけてみました。 いわゆる「ドロップシャドウ」です。
ここでは、レイヤ機能とアルファ操作を使う方法を説明します。
描画や文字入れをしたレイヤの上に、影用のレイヤを新規作成します。
影レイヤを黒などの、影にしたい暗い色で塗りつぶします。
影レイヤに対して、「フィルタ」⇒「アルファ操作」⇒「下のレイヤの値をコピー」を実行します。
描画レイヤの不透明度が、そっくり影レイヤに適用されて、切り抜かれたようになりました。
影レイヤを描画レイヤの下に移動させ、「フィルタ」⇒「ぼかし」⇒「ガウスぼかし」を好みの強さで実行します。
移動ツールに切り替えて、影レイヤを好みの位置にずらします。
パソコンの世界では、通常影は右下方向につけることになっています。
必要なら、影レイヤの不透明度を調節します。
背景を白にする場合は、このまま「レイヤ」⇒「表示レイヤをすべて結合」すれば完成です。
白以外の背景にしたい時は、新規レイヤを作って一番下に移動させ、それを背景色で塗りつぶします。
「表示レイヤをすべて結合」して完成です。
参考：画像全体に影をつける