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元画像と加工後

バージョン1.31から実装された新機能、「座標を指定して選択」を使った、簡単に作れるモノクロフレームです。 元画像が、うっすらフレームにも残るのが個性的です。



被写体の周りに、ある程度余裕のある写真やイラストを選んでください。

元画像を複製します。


複製レイヤを選択した状態で、「選択範囲」⇒「すべて選択」をクリックすると、画像全体が選択枠で囲まれます。
そのまま、「選択範囲」⇒「「座標を指定して選択」をクリックします。

左下の空白のボックスに20と入力し、右端の「縮小」をクリックしてからOKします。
選択枠が20ピクセルずつ小さくなりましたね。



そのまま「選択範囲」⇒「消去」をクリックします。

画像の見た目は変化しませんが、レイヤウィンドウを見ると、元画像複製レイヤの中央部分が透明になっています。

画像の選択枠の外側をクリックして、選択範囲を解除します。



わかりやすいように、この元画像複製レイヤの名前を「枠」と変えました。

枠レイヤに対し、「フィルタ」⇒「カラー」⇒「グレイスケール」を実行します。
枠の部分だけが、モノクロになりました。



枠レイヤに「フィルタ」⇒「ノイズ」を、ノイズの量100くらいで実行します。

続けて「フィルタ」⇒「エンボス」を、強さ2くらいで実行します。

この後、枠レイヤを下の元画像レイヤと結合します。


このままでは枠が平らでつまらないので、立体的にしましょう。

「選択範囲」⇒「座標を指定して選択」をクリックします。
さっきOKした時の選択枠が、表示されます。

今度は、左下のボックスにと入力して、「拡張」をクリックします。
枠が少し広がったら、OKします。


そのまま、「フィルタ」⇒「立体枠」をクリックします。
枠の幅4(さっき拡張した数値)、「凹ませる」にチェックを入れてOKします。

この後、枠外をクリックして、選択を解除します。



最後に枠の一番外側を立体化します。

「フィルタ」⇒「立体枠」を、「幅8、凹ませる」にしてOKした後、もう一度「立体枠」で、今度は「幅4、滑らかにする」を実行したのが左図です。

保存して完成です。

「座標を指定して選択」のレッスンとして考えてみました。 各数値は、画像の大きさや好みに合わせて変えてください。 また、選択範囲の「解除」を忘れると、次の操作で画像が変になってしまうことがあります。 気をつけましょう。