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元画像と加工後

一般に、スライド・フレームと言われている枠です。 ただの黒枠ではお葬式になってしまいますが、角丸にしてぼかすことで、急にオシャレになりますね。 「角丸枠」を使います。



元画像の上に、新規レイヤ「枠」を作ります。

枠レイヤを黒で塗りつぶします。

「選択範囲」⇒「すべて選択」をクリックして、画像全体を選択枠で囲んでから、「選択範囲」⇒「座標を指定して選択」をクリックします。

左下の入力欄に、10〜20くらい(画像の大きさにより加減してください)を入力して、「縮小」ボタンをクリックすると、枠が小さくなります。
良ければOKしてください。



左図のように、選択枠が表示されていればいいですよ。



コントロールウィンドウで、ブラシ形状は円、サイズを20〜30くらいにします。

サイズが大きいほどフレームの角が丸くなるので、そのつもりで大きさを決めてください。

描画色は白にします。



「フィルタ」⇒「現在のツールで描画」⇒「角丸枠」をクリックすると、選択枠内に白い角丸枠ができます。

さらにその内側の黒い部分を、塗りつぶしツールで白く塗りつぶしましょう。

そうすると、左図のようになります。



枠レイヤに対し、「フィルタ」⇒「ぼかし」⇒「ガウスぼかし」を、強さ3くらいで実行します。



枠レイヤの合成モードを「乗算」にします。
元画像が見えるようになりました。

枠を薄くしたければ、枠レイヤの不透明度を少し下げてもいいでしょう。

レイヤを結合して保存します。

比較的簡単な加工ですが、黒で囲むので画像が引き締まり、見栄えがします。 周囲が暗い画像では、あまり意味がないので、明るいものを選びましょう。