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サンプル画像

「イメージ生成」の「ライン」を利用して、画像をタイル画風に加工します。 写真にもイラストにも使えます。



まず「サイズ変更(拡大縮小)」や「座標を指定して選択」&「トリミング」を使って、画像を縦横とも30 ピクセルの倍数に調整しておきます。

元画像の上に新規レイヤ「タイル」を作り、RGBカラーで(128、128、128)の50%グレーで塗りつぶします。



描画色をRGBカラーで(180、180、180)の、やや明るいグレーに変更します。

「フィルタ」⇒「イメージ生成」⇒「ライン」をクリックします。
左図のように、上から3、3、27、27 とラインの太さや間隔を入力し、横線だけでなく縦線にもチェックを入れてOKします。

このラインが、タイル分割の元になります。



このままだと、画像に対してラインがずれているので、直します。

「フィルタ」⇒「シフト」をクリックして、X方向Y方向共にを入力してOKします。



タイルレイヤに対して、「フィルタ」⇒「ぼかし」⇒「ガウスぼかし」を強さで実行します。

続いて「フィルタ」⇒「エンボス」を強さ2〜4で実行すると、左図のようにタイル風の凹凸ができます。

(エンボスの強さはお好みで)



ここでタイルレイヤの合成モードを「ハードライト」にすると、元画像がタイルで分割されたようになりました。

タイルレイヤを下のレイヤと結合します。



続いて、タイルとタイルの間の目地を作りましょう。

元画像レイヤの上に、新規レイヤ「ライン」を作ります。



描画色をRGBカラーで(220、220、220)の明るいグレーにします。

「フィルタ」⇒「イメージ生成」⇒「ライン」を、今度は上から2、2、28、28 に太さや間隔を設定し、横線と縦線両方にチェックを入れてOKします。



目地がタイルとずれているので、直します。

「フィルタ」⇒「シフト」で、X方向Y方向共にを入力してOKします。


目地がややはっきり出すぎると思うので、ラインレイヤの不透明度を少し下げましょう。

ラインレイヤを下のレイヤと結合します。

この後、「サイズ変更」で四辺に余白を少し作り、「立体枠」で枠を付けたりしてもいいでしょう。

保存して完成です。

わかりやすい数値で説明しましたが、これを参考に工夫すれば、色々なタイルの大きさで作れます。 考えてみてください。