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サンプル画像

手すき風の繊維が入った和紙です。 繊維の素は雲模様から抽出しています。 シームレスで作ることも、縁をボサボサにして一枚の紙のようにすることもできます。


シームレスにする場合は256×256、そうでない場合は適当な大きさで「新規作成」します。

「フィルタ」⇒「イメージ生成」⇒「雲模様(シームレス)」を、ノイズの強さ0.25、「白/黒」で実行します。



雲模様レイヤを複製します。

複製した雲模様レイヤ(上のレイヤ)に、「フィルタ」⇒「メディアン」を最小値、3×3で実行します。



雲模様最小値レイヤの合成モードを「減算」にします。
ほとんど真っ黒になったと思います。

レイヤを結合します。



結合した雲模様レイヤを、「フィルタ」⇒「カラー」⇒「ネガポジ反転」します。

今度はほとんど真っ白になりました。



「フィルタ」⇒「カラー」⇒「レベル補正」をクリックします。

真ん中の三角形を右隅の方向にドラッグすると、画像に黒っぽい繊維のようなものが見えてきます。

OKします。



雲模様レイヤの上に新規レイヤ「着色」を作ります。


描画色と背景色に、薄茶〜クリーム色系の2色をセットします。

着色レイヤに対し、「フィルタ」⇒「イメージ生成」⇒「雲模様(シームレス)」を、初期設定のまま実行します。



下の雲模様レイヤを、着色レイヤの上に移動させます。



雲模様レイヤの合成モードを「乗算」にします。

そのままだと黒い繊維が濃すぎるので、レイヤの不透明度を適当に下げて調節しましょう。

レイヤを結合します。


最後に「フィルタ」⇒「エンボス」を、強さ1〜2で実行します。
保存して完成です。

なお、1枚の和紙のように見せる時は、縁をボサボサにするとリアルです。
こちらを御覧ください。 ↓↓↓

参考:画像の縁をボサボサにするには

雲模様から、繊維のような筋を抽出する方法を紹介しました。 また、一見真っ白(あるいは真っ黒)の画像でも、レベル補正で極端に補正すると、模様が出てくることがあります。 応用範囲が広いテクニックなので、覚えておくと便利です。