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ダンボール風テクスチャ

ダンボールです。 AzPainter付属のテクスチャを素に作ってみました。 ここでは左上のような、縦ラインのダンボールを例に説明しています。



縦横とも32の倍数で「新規作成」し、レイヤの名前を「線」とします。

全体を白で塗りつぶします。


テクスチャウィンドウで、中くらいの太さの縦縞のテクスチャを選びます。
(横ラインのダンボールにする時は、その左隣の横縞にします)

コントロールウィンドウで、テクスチャをONにし、描画色を鈍い茶色にします。
作例ではRGBカラーで(200、160、100)に設定しています。



塗りつぶしツールで線レイヤを塗りつぶすと、左図のようになります。

このままぼかしフィルタを適用すると、端の部分が変になるので、画像を少しずらしておくことにします。


「フィルタ」⇒「シフト」をクリックします。

X(横)方向だけに2を入力してOKします。

なお、横ラインのダンボールの時は、Y(縦)方向だけに2を入力してください。



続いて「フィルタ」⇒「ぼかし」⇒「レンズぼかし」を、初期設定のまま実行します。

縦縞が、ダンボールらしい凸凹になりました。



色をつけます。

線レイヤの上に新規レイヤを作り、「着色」とします。

描画色を、ダンボールのような明るめの茶色にします。
作例ではRGBカラーで(240、210、130)に設定しています。

テクスチャをOFFにして、着色レイヤを塗りつぶします。



着色レイヤの合成モードを「乗算」にします。

ダンボールの感じになりましたね。

着色レイヤを、下の線レイヤと結合します。



立体感を加えましょう。
「フィルタ」⇒「エンボス」を、強さ2くらいにして実行します。

保存して完成です。

(このテクスチャは、並べればシームレスになります)

普通は、グレイスケールでテクスチャを作り、最後に着色することが多いですが、この作例では、最初からある程度ダンボールの色を取り入れつつ作っています。
なお、このテクスチャをフォントで切り抜けば、「ダンボール文字」になります。