プリセットのカスタムグラデーションを使って、虹色のシャボン玉を作ってみました。 いくつか作って一旦保存し、それを他の画像にレイヤとして読み込んで合成します。
必ず縦横とも256×256の倍数の正方形で「新規作成」し、このレイヤを「円」とします。
「表示」⇒「グリッド」で、2分割のグリッドを表示させてください。
(グリッドの色などの設定は、「グリッド」⇒「設定」で行えます)
コントロールウィンドウの下、カスタムグラデーションのドロップダウンリストで、プリセットのグラデーションの上から5番目を選んでOKします。
カスタムグラデーションが有効になるように、コントロールウィンドウのグラデーション上をクリックして「ON」のマークを出しましょう。
円形グラデーションが描けるようにセットし、グリッドが交わる十字の位置から外側に向かってドラッグします。
左図のような、白いシャボン玉が描ければOKです。
とりあえず、大きさは適当で構いません。
もしこのような図にならない場合は、選んだカスタムグラデーションが間違っているか、円形グラデーションにセットし忘れたかですので、もう一度やり直してください。
円レイヤの上に、新規レイヤ「雲模様」を作ります。
カスタムグラデーションを、プリセット一番上の七色のものに替えます。
「フィルタ」⇒「イメージ生成」⇒「雲模様(シームレス)」で、ノイズの強さ0.25くらい、色を「カスタムグラデーション」にします。
「ランダム」を何回かクリックして、気に入った色になったらOKしましょう。
この雲模様レイヤに対し、「フィルタ」⇒「変形」⇒「極座標」を、初期設定のまま実行します。
すると左図のように、雲模様が丸くなります。
(256×256の倍数で新規作成したのは、極座標で丸めた時に、雲模様のつなぎ目が線になって出ないようにするためです)
続いて雲模様レイヤに対し、「フィルタ」⇒「アルファ操作」⇒「下のレイヤの値をコピー」を実行します。
丸い雲模様が、下の円レイヤのシャボン玉と同じ不透明度に変化します。
(円レイヤを非表示または削除して、確かめてください)
この雲模様レイヤを、「レイヤ」⇒「アルファ付きPNGに出力」で保存します。
このようにして、いくつかのシャボン玉を好きな大きさ&色で作っておきます。
シャボン玉を合成したい画像を開き、「レイヤ」⇒「画像ファイルから新規レイヤ」で、1つずつシャボン玉の画像をレイヤとして読み込みます。
移動ツールで位置を変えたり、不透明度や合成モードを調整するなど、好きにアレンジしましょう。
作例では、ブラシ消しゴムで、シャボン玉に「テリ」も入れています。
最後に「レイヤ」⇒「表示レイヤをすべて結合」で、全部のレイヤを一度に結合して保存します。