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普通のグレイスケール画像との比較

左はカラー写真をグレイスケールにしただけのもの、右がレトロ風モノクロ加工です。 ただ白黒にするのでなく、昔風&古びた感じを出して、懐かしい写真にしてみましょう。

グレイスケールを複製

元画像を、「フィルタ」⇒「カラー」⇒「グレイスケール」でモノクロにします。

その元画像レイヤを複製します。

ネガポジ反転

元画像複製レイヤを、「フィルタ」⇒「カラー」⇒「ネガポジ反転」します。

オーバーレイ

元画像複製レイヤの合成モードを「オーバーレイ」にします。

のっぺりした感じになったと思います。

まだレイヤは結合しないで、そのままにしておきます。

ガウスぼかし
元画像複製レイヤに対し、「フィルタ」⇒「ぼかし」⇒「ガウスぼかし」を、強さ2くらいで実行します。

画像にコントラストがついて、独特の雰囲気になりました。

ガウスぼかしの強さによって、コントラストや質感の表現が違うので、気に入った感じになるまで、色々試してみてください。

ここでレイヤを結合します。

再びレイヤ複製

わかりやすいように、レイヤの名前を「モノクロ」と変えました。

このモノクロレイヤを複製します。

オーバーレイ

モノクロ複製レイヤの合成モードを「オーバーレイ」にします。

画像にコントラストがつきましたね。

効果が強すぎる場合は、レイヤの不透明度を少し下げてください。

レイヤを結合します。

ノイズ付加

古く見せるために、ノイズを付けましょう。

「フィルタ」⇒「ノイズ」で、ノイズの量を5〜10くらいにしてOKします。

完成

これで完成です。

ノイズを加える前に、好みで明るさ&コントラストを調整したり、プリント写真風の白い余白を付けてもいいでしょう。
また、「フィルタ」⇒「シャープ」を少しかけると、ザラザラした質感がより強調されます。


参考:余白の付け方

色があふれている現代では、モノクロ写真がかえって新鮮に見えたりします。 ですが、カラー写真をただグレイスケール化しただけでは、今ひとつインパクトが足りません。 少し手間はかかりますが、このように加工をすると、印象がまるで違ってきます。