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サンプル画像

ブロック塀の凹凸に応じて、文字がリアルにかすれて見える文字入れ加工です。 文字だけでなく線画にも応用できる方法です。



元画像の上に文字用の新規レイヤを作って、テキストツールで文字入れします。

手描きの文字にしたいなら、鉛筆ツールなどで描いてください。
もちろん線で絵を描いてもいいですよ。



元画像レイヤを複製します。

この複製レイヤに対し、「フィルタ」⇒「カラー」⇒「2値化」をクリックします。
左図のように、ところどころ黒が残る程度に、しきい値を設定してOKします。



複製レイヤに対して、「フィルタ」⇒「アルファ操作」⇒「暗い色ほど透明に」を実行します。

これで黒い部分だけが透明になりました。



一番上の文字レイヤを選択して、「フィルタ」⇒「アルファ操作」⇒「下のレイヤの値を乗算」を実行します。

ここで元画像複製レイヤを非表示にしてみます。
下のレイヤが透明な部分は文字も透明になり、かすれた感じが表現できましたね。

複製レイヤはもう要らないので削除します。



後は好みで微調整してください。
文字レイヤの不透明度を少し下げたり、「フィルタ」⇒「拡散」を少し適用してもいいでしょう。

レイヤを結合して保存します。

「2値化」した時、黒の部分が後で文字のかすれになるので、そのつもりでしきい値を決めましょう。 塀や壁の他に、板や岩などの写真でも面白く文字入れ加工できると思います。