AzPainter使い倒し HOME画像作成

サンプル画像

おなじみ迷彩模様です。 色々な作り方があると思いますが、できるだけシンプルな方法を考えてみました。 シームレスにならないのが残念ですが・・・。



適当な大きさで「新規作成」し、このレイヤを「模様1」とします。

全体を白で塗りつぶしたら、「フィルタ」⇒「ノイズ」を、量512(最高値)で実行します。



「フィルタ」⇒「ぼかし」⇒「ガウスぼかし」を、強さで実行します。



「フィルタ」⇒「カラー」⇒「2値化」を、しきい値160くらいで実行します。

左図のように、白い部分がやや多いくらいにしてください。



これに再び「フィルタ」⇒「ぼかし」⇒「ガウスぼかし」を強さで実行します。

さらに「フィルタ」⇒「カラー」⇒「2値化」を、今度はしきい値128(初期設定のまま)実行します。

ここまでで、左図のような感じになっていれば、OKですよ。


この黒い部分をグレーに換えておきます。 描画色をRGBカラーで(128、128、128)の50%グレーにセットします。

鉛筆ツール等にして、ENTERキーを押しながら画像の黒い部分をクリックすると、黒がすべてグレーに変わります。

ここまでで半分終わりました。



模様1レイヤの上に、新規レイヤ「模様2」を作ります。

この模様2レイヤに、これまでの模様1レイヤと、全く同じことをします。
(最初がノイズなので、出来上がる画像は違うものになりますが)
ただし、最後はグレーにせず、白黒のままで結構です。



模様2レイヤの合成モードを「乗算」にして、レイヤの不透明度を50%にします。

2つのレイヤの模様が、混じった感じになります。

模様2レイヤを、下のレイヤと結合します。

後は色をつけるだけです。
画像は白・明るいグレー・濃いグレーの3色になっているので、それぞれに対してENTERキー&クリックでもいいですし、「フィルタ」⇒「カラー」⇒「色の置き換え」も使えます。

グラデーションマップで着色する場合は、左図のように、カスタムグラデーションを作っておきます。
分岐点は等間隔で、「間の色を単色化」にチェックを入れました。
迷彩模様は、くすんだ茶色の濃淡や、鈍いグレー系の色が特徴です。


「フィルタ」⇒「カラー」⇒「グラデーションマップ」で着色してみました。

この状態からでも、ENTERキー&クリック等で色の変更ができます。
納得いくものができたら、保存します。

参考:迷彩模様2

ガウスぼかしの強さを3にすると、もっと大きな迷彩パターンになります。 2値化のしきい値も、これに限ったことではありません。 工夫して色々な迷彩模様を作ってみてください。