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元画像と加工後

縁を手でちぎったようにする加工です。 「水晶」で縁を大きく乱した後で、いくつかフィルタを組み合わせます。



元画像の上に新規レイヤ「枠」を作り、全体を白で塗りつぶします。



鉛筆などの描画ツールにして、描画色を黒に変えます。
ツールのサイズを10〜20くらいにします。
縁を大きく乱す場合は、サイズを大き目にしてください。

「フィルタ」⇒「現在のツールで描画」⇒「枠線」を実行します。
左図のように黒枠ができればOKです。



この枠レイヤに、「フィルタ」⇒「ピクセレート」⇒「水晶」を、大きさ5〜15くらいで実行します。

白い部分が、画像の大きさからはみ出ないように注意してください。
もしはみ出るようなら、「水晶」の大きさを少し小さくするか、その前の枠線まで戻って、ツールのサイズを大きくしてやり直しましょう。



続いて「フィルタ」⇒「拡散」を、範囲くらいで実行します。

さらに、「フィルタ」⇒「ぼかし」⇒「レンズぼかし」を、ぼかしの強さで実行します。

この段階で、白い部分の形に元画像が切り抜かれることになるので、もし気に入らなかったら、適当な所まで戻ってやり直してください。



元画像レイヤを、枠レイヤの上に移動させます。



元画像レイヤに対し、「フィルタ」⇒「アルファ操作」⇒「下のレイヤの輝度からコピー」を実行します。

枠レイヤを非表示にすると、元画像が白い部分の形に切り抜かれたことがわかります。

確認できたら、枠レイヤは削除します。



新規レイヤ「背景」を作って一番下に移動させ、適当な色で塗りつぶします。
Web掲載なら、サイトの背景色と合わせればいいでしょう。

影をつけるときは、「編集」⇒「サイズ変更」でキャンバスサイズを少し広げてから、レイヤの不透明部分だけに影をつけるを参考にしてください。

アルファ値(不透明度)を決めるためのレイヤは、「不透明と透明」よりも「白と黒」で作った方が、フィルタの効果等がわかりやすくなります。 なお、「拡散」の代わりに「ひっかき」を小さめの値で使っても、いい感じになります。